うーん、久保にしろ、周りの選手にしろ、まだお互いに動きが掴めていないのかな

今日の試合も、前回の横浜FC戦と同じ様な流れである。
サンフレッチェ広島ペースだが、サガン鳥栖は人数を掛けて守りなかなか点を入れさせず前半終了。
しかし後半3分にサンフレッチェ広島の森崎浩が先取点を取る。
先取点を取れた事から余裕が出て、さらにサンフレッチェ広島ペースで試合が進んでいく。
しかし、追加点は取れないまま後半26分で久保竜彦の登場である。
今日の久保はポストプレーの悪い点が出た。
久保は基本的に後ろを向いてのプレーがあまり得意ではない。
後ろを向いてのボール保持。
後ろを向いてのパス。
余裕がある時、ノッてる時は無難にこなせるのだが。
今日の久保は途中出場で、試合のリズムに乗れなかった様だ。
勝っているからそんなに無理に攻撃もせず、久保もそんなに積極的には得点を狙った動きはしなかった。
まあでも、ビルドアップ時、遅功時の連携面に課題ありだな。
速攻時はそんなに問題はないと思う。
試合で長い時間プレーさせて連携面を強化して欲しいのだが。
そんな中、良い点もあった。
まず久保個人でいうと、後ろ向きでボールを保持した際、パスか後ろに戻るかと見せかけて、反転して前向きにドリブル突破を図ったプレー。成功はしなかったが、このプレーは今後使える。ぜひとも継続してプレーしていって欲しい。
後は桑田のプレーである。裏というか中央スペースに走りこみボールをもらうというプレーがあった。キーパーに阻まれ得点にはならなかったが。
これは久保が中央からちょっと端に開いた所を、桑田が走り込んだ。厳密に言えば久保が空けたスペースではないかもしれないが、良かったのは久保を追い越して走りこんだ点。
もう一つは高萩である。
高萩は直接久保とのやり取りのプレーはそんなに無いのだが、だれかを挟んでのプレーが現状は良い。
前節の久保のヘディングゴール前の服部へのパス。
今日は、サイドへ桑田が持ち込み、ファーに久保がいたが、ニアに走りこみボールをもらいシュート。(バーに当たりゴールはしなかったが)
今後、他の選手にも久保を生かし、または久保を利用して自分を生かすプレーをどんどんしていってもらいたい。
俺が思うその際のキーワードは、以下の四つである。
その選手の特質。
ポジショニング。
タイミング。
スペース。