もったいない

お決まりの残り時間が10分位での久保竜彦の登場だ。
時間は少ないわ、周りが疲れているわ、試合がほぼ決まっているから無理に攻めないわで、見所はハイボールでの久保ジャンプ(ほぼ意味無し)とは。
久保竜彦だぜ。
特に怪我も無くプレーできてるんだぜ。
もったいなさすぎる。
まあ、でもこのやり方で、J1復帰が決定するまで戦うのだろう。
ストヤノフの代わりは、森崎和と盛田で、調子の良かった高萩は抜けても、柏木が調子が上がってきているし桑田や、高柳がいると。
最終ラインは、カバーリングは森崎和、フィードや攻撃展開は森崎和と盛田と二人でやる。
中盤はバランスがとれて、走れればなんとかなるのだろう。
とまあ簡単に書いてるが、この戦い方を維持するのはもちろん大変だ。
維持する為に、こうも選手が入れ替わっている部分もあるだろうし。
だが、J1復帰が決まってもこの戦い方をするのなら問題だ。(まあ俺に言わせれば、久保を使わない今でも問題なのだが)
前から書いているが、今のサンフレッチェ広島は「J2で確実に勝つ」為の戦術を取っている。
チームの能力は、もちろんJ2でトップだ。だが、それでも長いリーグ戦、勝ち続けるのは大変だ。
勝ち続ける為に、中盤を厚くし、全体の運動量を上げているのである。
言い方を代えれば、ちょっとイメージしにくいかもしれないが「横綱相撲」である。
この戦術の利点は失点を抑えられる事だ。攻撃の部分でも、もちろん役立ってはいるが、最終的な得点の多くは「個人技」で決まっている。
J2ではサンフレッチェ広島横綱だ。しかしJ1では?