松田、中澤、栗原に挑む久保竜彦が観たかった

3ヶ月ぶりの更新である。
シーズンオフ中にも何か書こうかと思ったりもしたが、久保に関するニュースも特に無く、結局開幕するまで何も書かなかった。
そんな感じで始まった開幕戦だが、古巣横浜Fマリノス戦で、尚且つサブ組みで練習試合とはいえ、90分フルで試合に出ていた久保がベンチ外とはね。
久保が出ないと分かった段階で、テンションがガタ落ちだが、古巣の横浜Fマリノスが今どんな感じか、また新加入のミキッチとJ1でのサンフレッチェ広島が気になった。
まずは横浜Fマリノスだが、3バックは久保在籍時と同じく松田、中澤、栗原の面子で固めていて、それ以外のスタメンの面子で知っているのが清水と狩野位である。
チームが若返っている。
が、こういっちゃなんだが、久保が在籍時からあった横浜Fマリノスの課題点が解消されていない。
ゲームメイカーというか、試合を組み立てる選手がいない。
恐らく狩野にそれを求めていたのだろうが、違うのである。
もっというと、後半から出て来た山瀬でもない。
重要点はボランチなのである。
守備面で言えば河合がいなかったのもデカかったのだろうが、ボールをキープできて、またボールを裁ける選手がいなかった。
久保在籍時で横浜Fマリノスが機能していた時は、ボランチに遠藤、奥、マグロンという攻撃面での選手がいた。
去年は松田がその役割をしていた様だが、どうしてボランチの補強をしなかったのだろうか。
ボランチに、ストヤノフや、森崎和の様な選手がいれば違っていただろうに。
横浜Fマリノスは、サンフレッチェ広島の様なサッカーをしたいのだろうか?
だとしても、ちょっと履き違えている。
前線の選手を若くして運動量を増やせばいいというのではない。
むしろ重要なのは、後ろで手綱を握っている、ストヤノフや、森崎和である。
また、サンフレッチェ広島はサイドに服部とミキッチがいた。
ただ今日の面子でも横浜Fマリノスが勝てなかったかというと、そうでもないだろう。
前半、早い時間帯で横浜Fマリノスが先制点を取った時、俺は「やはりJ1だ、簡単に先制点を取られた。おまけに横浜Fマリノスだ、固い守備でのカウンターに持ち込まれる。こりゃキツイな」と思ったがそうはならなかった。
先取点を取って横浜Fマリノスは全体的に引いたのだが、引いただけで「カウンターアタック」が無いのである。
先取点を取った段階で、山瀬や坂田がいたら違っていただろうが。
後ろに松田、中澤、栗原がいるから今日のスタメンの面子いけると思ったのだろうか。
それとも、スカパー放送(実況や解説等)でいやというほど強調されていた、「若さ」を出す為なのだろうか。
今日の横浜Fマリノスで流石と思ったのはセットプレーでの強さ位である。
後半は少し選手を入れ替え少し持ち直したが、こりゃ今年の横浜Fマリノスはしんどいかもな。
久保の古巣という事もあり、横浜Fマリノスの事で長くなってしまった。
つづきは後で。