雨風の中をやはり流し気味にプレーする久保竜彦

今日は後半13分からの出場である。
前節と同じ1点リードの場面で出場だが、少し出番が早まっている。
この少しの出番の早まりが前節の戦いより厳しかった事を表している。
というのは雨風の影響でサンフレッチェ広島の戦術はそれに合わせた物になっていたが、流れ的には前節と似ているのである。違うのは先取点がセットプレー(直接フリーキック)だった所位。
しかし内容的には雨風の影響を抜きに考えて先取点が取れなかったら解からなかった。
というのは湘南ベルマーレのFWアジエルとDFジャーンの存在である。
アジエルに結構危ない所までボールを運ばれていたし、ジャーンが広島のストヤノフの様にしっかり守っていた。ここに今日怪我でいなかっとされる外人FWがいたらと思うと結構油断できないチームである。
で、前節より少し早めの久保の登場である。
俺は雨風が強く、芝も濡れていている状況で、また取っている戦術もそれに沿った物になっていたのでユキッチの登場かなと思ったのだが久保だった。
他にもあるかもしれないが3つ理由が考えられる。
久保のコンディションが良い。
影響力(存在感)。
この選手起用の流れで今まで勝てているから。
一番大きいのはやはり今までの流れを壊したくないのであろう。
この流れが続く限り、今日のような先発メンバーで後半から久保の出場という形で戦っていくのだろう。
さてそんな中、久保竜彦はというと、1点リードしているからか流し気味でのプレーである。
濡れた芝でボールが弾かない分逆にボールが足元に収まっていたが、滑るので踏み込みや、切り替えしが押さえ気味になっていた。
が、ボールはキープ出来るし、パスはうまいし、押さえ気味なのだろうが左足のミドルの弾道がこれまた凄い。
次節は中2日であるが、この流れだったら久保は出るだろう。
楽しみである。