アドリアーノ登場

前半は観れなかったが、後半から観た感想を書く。
久保はまあこの前と同じで普通である。
気になったのは難波、シウバ、アドリアーノである。
まず難波だが、後半からの出場だからかもしれないが、積極的に動き、久保を追い越す動きも見せていた。ポジションは、FWともいえるしMFともいえる。基本ポジションは久保の下で奥が左にずれる形になった。(その後アドリアーノが入ったら奥はボランチに入る形になるが)
俺はこれは悪くないと思う。下手に久保と2トップで並ばせるより狙いがはっきして久保も動きやすいだろう。これを1トップと言うか、2トップと言うかは、俗に言う遅めの朝食と言うか早めの昼食と言うのと同じだろう。
重要なのは久保が基本センターでポジションを取り、自由に動ける事だ。
次にシウバだが、後半33分からの出場なのでほとんど見せ場はなかったが、一つシウバをフィニッシュにした、悪くない流れがあった。久保が少し下がりボールをキープしてから右サイドの裏へ縦パスを出し、難波が走って受けてセンタリングで、シウバがシュートである。(うまくいかなかったが)
久保は元MFでパスもうまいのでこういった裏へのパスも出せるのである。(久保以外の選手にもこういったパスを出して欲しいのだが)場面によってこうやって久保が後ろに下がりゲームメイクをして他に誰かがフィニッシャーになれれば戦術も広がりを持てる。(そればっかりになってしまっては本末転倒であるが)
で、観たかったアドリアーノである。
アドリアーノも後半33分からだったのでそんなには観れなかったのであるが、印象としてはパサーと言うよりドリブラーである。キープできると言う点ではドリブラーもいいのであるが、ラストパス、センターリングの精度も大事なのである。それは今日は観れなかったのが残念だ。
広島では服部、横浜Fマリノスではドゥトラと左サイドには良い選手がいて良いパスを貰えていたからアドリアーノにも期待してしまうのである。
そしてこの3人と久保との相性であるが、これもまだ判断は出来ない。
これがまた重要なのである。攻撃の基本(軸)はやはり久保竜彦である。
前にも書いたが、久保を活かす事によって各選手も活き、お互いに相乗効果を得られる事。
そういう意味では久保の1トップと言うのは、この戦術を選手に浸透させる意味でもいいのかもしれない。


難波と滝澤間違えて書いていたので訂正した。途中から入ったのは難波だった。。。。